この問題について
育英西中学(2024 年度・A 日程)算数の大問 1 は、整数・分数・小数のまじった四則計算が 6 問ならぶ 計算の小問集合 です。
ただ順番に計算するだけでも答えは出ますが、(5)や(6)は くふう(分配法則・約分) に気づくと一気に速く・正確になります。この記事では(1)〜(6)まで、計算の順序とくふうのしどころを一つずつ確認します。
育英西中学(2024)問題 1
次の計算をしなさい。
問題 1 (1)
231−34+19−66
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たし算・ひき算だけの式は、たす数どうし・ひく数どうしをまとめる と速くなります。
231+19−34−66=250−100=150KRONE ポイント
たし算とひき算だけの式は、順番を入れかえてまとめてよい。たす分・ひく分を別々に合計すると、くり上がり・くり下がりのミスが減ります。
問題 1 (2)
1−41+81−161
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分母を 16 にそろえて から計算します。
1=1616,41=164,81=162なので
1616−164+162−161=1616−4+2−1=1613(答) 1613
KRONE ポイント
分数のたし算・ひき算は、いちばん大きい分母にそろえる のが基本。ここでは 4・8・16 のうち 16 が他の倍数なので、16 で通分すれば一度で済みます。
問題 1 (3)
11+9×1.2+1.8
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× は 両隣の数字とくっついて塊(グループ)を作る ので、9×1.2 がひとつの塊になります。まずこの塊を計算します。
9×1.2=10.8あとはたし算だけなので
11+10.8+1.8=23.6KRONE ポイント
× や ÷ は 両隣の数字とくっついて塊を作る。9×1.2 をひとつの塊として先に計算し、残りのたし算をまとめましょう。
問題 1 (4)
{(21+31)−(41−61)}×252
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かっこの内側から 計算します。まず小かっこの中を、分母を 12 にそろえて。
21+31=126+124=1210,41−61=123−122=121中かっこの中はこの差なので
1210−121=129=43最後に 252=512 をかけて
43×512=4×53×12=2036=59=154(答) 59(154)
KRONE ポイント
かっこが二重のときは 内側の小かっこから外側へ 順に。最後のかけ算は、計算する前に約分すると数が小さくなり、計算ミスが減ります。
問題 1 (5)
0.253×4+2.53×2.6+25.3×0.5
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そのまま計算すると大変ですが、よく見ると 0.253・2.53・25.3 はどれも 2.53 を 10 倍・10 分の 1 にした数 です。そこで全部を 2.53 でそろえます。
0.253×4=2.53×0.4,25.3×0.5=2.53×5これで 3 つとも 2.53 のかけ算になったので、分配法則でまとめられます。
2.53×0.4+2.53×2.6+2.53×5=2.53×(0.4+2.6+5)かっこの中は
0.4+2.6+5=8なので
2.53×8=20.24KRONE ポイント
同じ数が形を変えて出てくる計算は、共通の数でそろえて分配法則(くくり出し)。2.53×(…) にまとめれば、かけ算は 1 回で済みます。
問題 1 (6)
343×0.8÷3−(43+0.125)÷87
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小数を分数に直して、前半と後半に分けて 計算します。
前半 343×0.8÷3 … 343=415、0.8=54 として
415×54÷3=4×515×4÷3=3÷3=1後半 (43+0.125)÷87 … 0.125=81 なので、かっこの中は
43+81=86+81=87これを 87 でわるので
87÷87=1最後に前半から後半を引いて
1−1=0KRONE ポイント
0.8=54、0.125=81 のように よく出る小数は分数の形を覚えておく と約分が効きます。長い式は前半・後半に区切ると、それぞれがきれいに 1 になると気づけます。
この問題から学ぶこと
この大問が教えてくれるのは、計算は 順番とくふうで速さも正確さも変わる ということです。
- たし算・ひき算は、たす分・ひく分をまとめる
- 分数は「いちばん大きい分母」にそろえる
- 同じ数が形を変えて出たら、分配法則でくくり出す
- 0.8=54、0.125=81 など、よく出る小数の分数形を覚える
ただ解くのではなく「どこにくふうがあるか」を探す習慣が、入試本番での時間と得点を生みます。
クローネ学園での指導
クローネ学園では、計算問題を「正しく解ける」だけでなく「速く・くふうして解ける」ところまで指導しています。とくに分配法則や小数と分数の言いかえは、後の割合・速さ・図形の計算でも土台になります。
公式やパターンを丸暗記させるのではなく、自分の手を動かして「なぜそうなるか」を確かめた経験を土台にすること。それが、初めて見る問題にも自分で立ち向かえる力になると考えています。
まとめ
- 育英西中学 2024 問題 1 は、整数・分数・小数のまじった 計算の小問集合(6 問)
- (1)150、(2) 1613、(3)23.6、(4) 59、(5)20.24、(6)0
- (5)は分配法則、(6)は小数を分数に直して前半・後半を 1 にまとめるのが急所
- 計算の順序とくふうを身につけると、速さと正確さが両立できる
クローネ学園では、計算力・くふうする力の個別指導を行っています。
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