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7算数小学生

たし算の筆算のやり方|くり上がりも図でわかる(小学生)

たし算の筆算のやり方を、くり上がりなし・1回くり上がり・2回くり上がりの3つに分けて図でやさしく解説。低学年でも読めるように一の位からそろえて計算する手順を紹介。練習問題つき。

この記事でわかること

  • くり上がりなしの筆算のやり方
  • 1回くり上がる筆算のやり方
  • 2回くり上がる筆算のやり方
  • まちがえやすいポイントと、練習問題

たし算の筆算は、くり上がりがあるとまちがえやすくなります。でも、つまずく場所は「くり上がり」だけです。

筆算は、むずかしく考える必要はありません。まず手順を覚えて、何回もやってできるようにするのがいちばんの近道です。なぜそうなるのかは、あとから自然にわかってきます。図を見ながら、何回もやってみましょう。


まず覚える手順は「位をそろえて、右からたす」

たし算の筆算で覚えることは2つだけです。

  1. 位をそろえてたてに書く
  2. 一の位(右)からたす

くり上がりがあっても、新しいことはありません。「右からたす」に、くり上がりの1がのるだけです。まずはこの2つを手で覚えましょう。


くり上がりなしの筆算:右からそのままたすだけ

まずは、いちばんやさしい筆算です。たした答えが9までなら、くり上がりはおきません。

23+14の筆算。位をそろえて書き、一の位は3+4=7、十の位は2+1=3。くり上がりがなく、答えは37。

やりかたは、たったこれだけです。

  1. 一の位(みぎ)をたす。3+4=7
  2. 十の位をたす。2+1=3

みぎから、じゅんばんにたすだけ。答えは37です。


1回くり上がる筆算:10になったら、1を左の位へ送る

つぎは、一の位のたし算が10以上になる筆算です。ここがたし算のいちばんの急所です。

37+25の筆算。一の位は7+5=12なので、十の位の上に小さく1をくり上げ、一の位は2を書く。十の位は3+2+1=6。答えは62。

やりかたは、こうです。

  1. 一の位をたす。7+5=12。10をこえた
  2. 十の位の上に、小さく 1 を書く(これがくり上がり)
  3. 一の位には、のこりの 2 を書く
  4. 十の位をたす。小さい 1 もわすれずに。3+2+1=6

答えは62です。

KRONE ポイント

くり上がりの1は、かならず小さく書いておきましょう。あたまの中だけで覚えると、十の位でたしわすれます。たし算でいちばん多いまちがいが、この「1のたしわすれ」です。

2回くり上がる筆算:くり上がりが続いても、やることは同じ

くり上がりが2回続いても、やることは1回のときと同じです。「10になったら1を左の位へ送る」をくりかえすだけです。

68+57の筆算。一の位は8+7=15で1くり上げ。十の位は6+5+1=12でまた1くり上げ。くり上がった1が百の位に立ち、答えは125。

やりかたは、こうです。

  1. 一の位をたす。8+7=15。十の位へ 1くり上げ、一の位は5
  2. 十の位をたす。6+5+1=12。百の位へ 1くり上げ、十の位は2
  3. 百の位は、くり上げた 1

答えは125です。じゅんばんに進めば、くり上がりが何回続いても同じやり方でできます。


たし算の筆算でつまずく3つのポイント

つまずき①:位がそろっていない

けたの数がちがう(たとえば 374+8)とき、8を十の位の下に書いてしまう子がいます。8は一の位なので、いちばん右にそろえます。

つまずき②:くり上がりの1を書かない

頭の中だけで覚えようとして、十の位でたし忘れます。小さく書くを習慣にしましょう。

つまずき③:左から計算してしまう

ふつうの式は左から読むので、つい左からたしてしまいます。筆算は右(一の位)から。ここだけは反対です。


練習問題

図を思い出しながら、筆算でといてみましょう。答えはタップで開きます。

問題1 くり上がりなし 32+45

答えを見る

一の位 2+5=7、十の位 3+4=7。くり上がりはありません。

答え 77

問題2 1回くり上がり 48+26

答えを見る

一の位 8+6=14。1を十の位へくり上げ、一の位は4。 十の位 4+2+1=7。

答え 74

問題3 2回くり上がり 77+65

答えを見る

一の位 7+5=12(1くり上げ、一の位は2)。 十の位 7+6+1=14(1くり上げ、十の位は4)。 くり上げた1が百の位に立つ。

答え 142

問題4 けたのちがうたし算 256+87

答えを見る

87は一の位・十の位の数なので、右にそろえて書きます。 一の位 6+7=13(1くり上げ、3)。 十の位 5+8+1=14(1くり上げ、4)。 百の位 2+1=3。

答え 343


なぜそうするの?(もっと知りたい子へ)

ここまでの手順ができれば、たし算の筆算はもうだいじょうぶです。ここからは「なぜそうなるのか」を知りたい子のための、おまけのお話です。読まなくても、計算はできます。

KRONE ポイント

位をそろえるのは、お金をかぞえるときと同じです。1円玉は1円玉どうし、10円玉は10円玉どうしで集めます。たし算の筆算も、同じなかまの位をたてにそろえています。だから、ばらばらにならず、まちがえずにたせるのです。

くり上がりも同じです。一の位の10は、十の位の1とおなじ大きさ。だから、一の位で10になったら、十の位へ「1」として送るのです。


まとめ:手順を覚えて、何回もやればできる

たし算の筆算は、次の手順を覚えて繰り返すだけです。

  1. 位をそろえてたてに書く
  2. 一の位(右)からたす
  3. 10になったら、1を左の位へ送る(かならず小さく書く

くり上がりが2回続いても、やることは同じです。まずはこの手順どおりに、何回もやってみましょう。だんだん速く、正確にできるようになります。

ひき算の筆算(くり下がり)も、手順は同じ流れです。あわせて読んでみてください。

あわせて読みたいひき算の筆算のやり方|くり下がりも図でわかる

クローネ学園では、計算を「できるようになる」までていねいに指導しています。

筆算は、毎日少しずつ繰り返すことで、速く正確にできるようになります。クローネらぼの筆算ドリルなら、くり上がりを書くマスもあり、紙とおなじ手順で何度でも練習できます。無料で使えます。

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本記事の文章・図版の著作権はクローネ学園に帰属します。無断転載・複製・二次利用を禁じます。(執筆:横田 耕祐)

FAQ

よくある質問

たし算の筆算はどの位から計算しますか?

一の位(いちばん右)から計算します。くり上がった数を次の位にたしていくので、左からではなく必ず右から進めるのが筆算の基本です。

くり上がりとは何ですか?

一の位どうしをたして答えが10以上になったとき、10のまとまりを次の位(十の位)に送ることをくり上がりといいます。送った1を小さく書いておくと、たし忘れを防げます。

くり上がりの1を書く場所はどこですか?

くり上げる先の位の上に、小さく書きます。一の位から十の位へくり上げるなら、十の位の上に小さい1を書きます。書いておけば、次の位の計算でその1を必ずたせます。

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