たし算の筆算のやり方|くり上がりも図でわかる(小学生)
たし算の筆算のやり方を、くり上がりなし・1回くり上がり・2回くり上がりの3つに分けて図でやさしく解説。低学年でも読めるように一の位からそろえて計算する手順を紹介。練習問題つき。
この記事でわかること
- くり上がりなしの筆算のやり方
- 1回くり上がる筆算のやり方
- 2回くり上がる筆算のやり方
- まちがえやすいポイントと、練習問題
たし算の筆算は、くり上がりがあるとまちがえやすくなります。でも、つまずく場所は「くり上がり」だけです。
筆算は、むずかしく考える必要はありません。まず手順を覚えて、何回もやってできるようにするのがいちばんの近道です。なぜそうなるのかは、あとから自然にわかってきます。図を見ながら、何回もやってみましょう。
まず覚える手順は「位をそろえて、右からたす」
たし算の筆算で覚えることは2つだけです。
- 位をそろえてたてに書く
- 一の位(右)からたす
くり上がりがあっても、新しいことはありません。「右からたす」に、くり上がりの1がのるだけです。まずはこの2つを手で覚えましょう。
くり上がりなしの筆算:右からそのままたすだけ
まずは、いちばんやさしい筆算です。たした答えが9までなら、くり上がりはおきません。
やりかたは、たったこれだけです。
- 一の位(みぎ)をたす。3+4=7
- 十の位をたす。2+1=3
みぎから、じゅんばんにたすだけ。答えは37です。
1回くり上がる筆算:10になったら、1を左の位へ送る
つぎは、一の位のたし算が10以上になる筆算です。ここがたし算のいちばんの急所です。
やりかたは、こうです。
- 一の位をたす。7+5=12。10をこえた
- 十の位の上に、小さく 1 を書く(これがくり上がり)
- 一の位には、のこりの 2 を書く
- 十の位をたす。小さい 1 もわすれずに。3+2+1=6
答えは62です。
KRONE ポイント
2回くり上がる筆算:くり上がりが続いても、やることは同じ
くり上がりが2回続いても、やることは1回のときと同じです。「10になったら1を左の位へ送る」をくりかえすだけです。
やりかたは、こうです。
- 一の位をたす。8+7=15。十の位へ 1くり上げ、一の位は5
- 十の位をたす。6+5+1=12。百の位へ 1くり上げ、十の位は2
- 百の位は、くり上げた 1
答えは125です。じゅんばんに進めば、くり上がりが何回続いても同じやり方でできます。
たし算の筆算でつまずく3つのポイント
つまずき①:位がそろっていない
けたの数がちがう(たとえば 374+8)とき、8を十の位の下に書いてしまう子がいます。8は一の位なので、いちばん右にそろえます。
つまずき②:くり上がりの1を書かない
頭の中だけで覚えようとして、十の位でたし忘れます。小さく書くを習慣にしましょう。
つまずき③:左から計算してしまう
ふつうの式は左から読むので、つい左からたしてしまいます。筆算は右(一の位)から。ここだけは反対です。
練習問題
図を思い出しながら、筆算でといてみましょう。答えはタップで開きます。
問題1 くり上がりなし 32+45
答えを見る
一の位 2+5=7、十の位 3+4=7。くり上がりはありません。
答え 77
問題2 1回くり上がり 48+26
答えを見る
一の位 8+6=14。1を十の位へくり上げ、一の位は4。 十の位 4+2+1=7。
答え 74
問題3 2回くり上がり 77+65
答えを見る
一の位 7+5=12(1くり上げ、一の位は2)。 十の位 7+6+1=14(1くり上げ、十の位は4)。 くり上げた1が百の位に立つ。
答え 142
問題4 けたのちがうたし算 256+87
答えを見る
87は一の位・十の位の数なので、右にそろえて書きます。 一の位 6+7=13(1くり上げ、3)。 十の位 5+8+1=14(1くり上げ、4)。 百の位 2+1=3。
答え 343
なぜそうするの?(もっと知りたい子へ)
ここまでの手順ができれば、たし算の筆算はもうだいじょうぶです。ここからは「なぜそうなるのか」を知りたい子のための、おまけのお話です。読まなくても、計算はできます。
KRONE ポイント
くり上がりも同じです。一の位の10は、十の位の1とおなじ大きさ。だから、一の位で10になったら、十の位へ「1」として送るのです。
まとめ:手順を覚えて、何回もやればできる
たし算の筆算は、次の手順を覚えて繰り返すだけです。
- 位をそろえてたてに書く
- 一の位(右)からたす
- 10になったら、1を左の位へ送る(かならず小さく書く)
くり上がりが2回続いても、やることは同じです。まずはこの手順どおりに、何回もやってみましょう。だんだん速く、正確にできるようになります。
ひき算の筆算(くり下がり)も、手順は同じ流れです。あわせて読んでみてください。
あわせて読みたいひき算の筆算のやり方|くり下がりも図でわかるクローネ学園では、計算を「できるようになる」までていねいに指導しています。
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本記事の文章・図版の著作権はクローネ学園に帰属します。無断転載・複製・二次利用を禁じます。(執筆:横田 耕祐)
FAQ
よくある質問
たし算の筆算はどの位から計算しますか?
一の位(いちばん右)から計算します。くり上がった数を次の位にたしていくので、左からではなく必ず右から進めるのが筆算の基本です。
くり上がりとは何ですか?
一の位どうしをたして答えが10以上になったとき、10のまとまりを次の位(十の位)に送ることをくり上がりといいます。送った1を小さく書いておくと、たし忘れを防げます。
くり上がりの1を書く場所はどこですか?
くり上げる先の位の上に、小さく書きます。一の位から十の位へくり上げるなら、十の位の上に小さい1を書きます。書いておけば、次の位の計算でその1を必ずたせます。
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